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新刊「事例にみる森林アメニティ 私たちの健康と森林」が出版されました!

2022-02-01

事例にみる 森林アメニティ―私たちの健康と森林―2022年1月31日(月)、本学会の上原 巌理事、高山範理理事、事務局の竹内啓恵さんの3名が書いた「事例にみる森林アメニティ 私たちの健康と森林」が全国林業改良普及協会から出版されました。
(価格は、1320円)

これまでの国内外での森林療法の幅広い事例と、森林浴の科学的研究、また森林散策カウンセリングなどについても、最新のトピックを含めてわかりやすく紹介されています。
ぜひご高覧いただきますよう、おすすめいたします。

事例にみる 森林アメニティ―私たちの健康と森林―

出版元の全林協のHPはこちら
林業改良普及双書No.200「林業改良普及双書No.200 事例にみる 森林アメニティ―私たちの健康と森林―」一般社団法人 全国林業改良普及協会

意外な使い方

2022-02-01

先日、信州のリンゴ農家の方から、もみ殻をいただきました。
なぜもみ殻?と思う方もいらっしゃることでしょう。
また、もしかしたら、「もみ殻って何?」という方もおみえかも知れませんね。
 
もみ殻とは、稲のお米を包んでいた殻のことです。
そのもみ殻は、リンゴの発送の時に梱包材としても使われるのですね。
梱包材と言えば、ビニールの「プチプチ」がすぐに頭に浮かびますが、そのリンゴ農家では、なるべく自然環境に還元できるものをということで、もみ殻を使っているそうです。
今回は、そのリンゴの梱包に使っていたもみ殻をいただきました。

さて、もみ殻を森林ではどう使いましょうか?
まずは放置状態で、植物がなく、土壌の痩せている人工林の林床に試験的に敷いてみようと思っています。野ネズミなどの野生動物も来るかも知れませんが、動物を誘因することによって、種子散布も期待できるかも知れません。また、ちょっとした林地肥培にもなるかも知れません。

何事においても、このような「意外な使い方」についても、本学会では取り組んでいきます。

ちょっとした心づかい

2022-01-01

2022年 令和4年 あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お正月をみなさん、どのようにお過ごしでしょうか?
お正月と言えば、お笑いのテレビ、お年玉、初詣などがあります。
けれども、お正月、そして冬の名脇役には、みかんの存在がありますね。
おこたつにあたりながらいただくお正月のみかんは格別です。
門松のアクセントにもみかんは使われています。

職場の近くのお蕎麦屋さん。カウンターでお蕎麦をいただき、食後にそのままお話をしていたら、お店の女将さんがみかんを出してくれました。さりげないその心づかいが人の心をあたたかくしますね。

今月のひとこと(2022年1月)

森林の保健休養研究においてもその精神は同様です。
ちょっとした気配りが、保健休養効果を高めることは言うまでもありません。
いかにその心づかいを科学研究でも発揮していくか。それが本学会の課題でもあります。

今年は寅年。トラ、タイガーは、森林にすむ動物ですね。
動物にとっての森林の効用も考える一年にしてまいります。

日本森林保健学会 事務局一同

自然界の波の法則

2021-12-01

先日、久方ぶりに湘南の海、江の島に出かけてきました。
森林の保健休養の効果を考究する本学会ではありますが、海には海の魅力がありますね。
訪れた日は、穏やかな晴天の休日でした。

今月のひとこと(2021年12月)

あたたかなお日様と潮風を受けながら、しばし海を眺めていました。
その海の波を眺めていてふと考えましたが、波の形は不定形で、不規則です。
海の波は不定形で不規則であるからこそ、ずっと飽きずに眺めていることができるのですね。また、引き潮のリズムは、赤ちゃんが生まれる時の胎動に似ているともいわれます。

しかしながら、この不定形で不規則の波の形は海だけでなく、河川の流れにも、そして山や森林にも見られます。山脈の連なり、樹々の樹冠の連なりなどにもまた、波の形があらわれます。

自然界には、様々な「波」があります。音波、電磁波などもそうです。
また、「人の波」「波及効果」など、波は様々なものにみられますね。

※本年最後のひとこととなりました。2021年(令和3年)も大変お世話になりました。
 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。    

うっかりの置き忘れはありますか?

2021-11-12

暦は、霜月の11月。
信州の林床には霜が降りるようになりました。
今月のひとこと(11月)

さて、みなさんは、うっかり電車やバスの網棚などに置き忘れをしてしまったというご経験はありますか?
はい、私はその置き忘れの年季の入ったエキスパートです。
今年もすでに3回置き忘れをいたしました。
一度目は、森林実習の帰りにヘルメットをJR線の荷物棚に。
二度目は、長野新幹線の荷物棚にジャンパーを。
三度目は、地下鉄の荷物棚に、袋に入れた輪切りの丸太を忘れました。

いずれも読書に夢中になり、荷物を100%忘却してしまったのです。
しかしながら、その忘れ物のすべてがちゃんと1日以内に手元に戻りました。
日本は世界一幸せな国ですね。
みなさんは、置き忘れや忘れ物は専門家の私に任せて、みなさんはくれぐれもお気をつけください!

今月のひとこと(11月)

3回目の置き忘れ。
袋もその度に災難ですが、これはドイツの保養地の窓口でいただいた特別なものです。

袋には、このまちから車がなくなり、住民と保養客が安心して歩ければいいなあと小学生が描いた絵が印刷してあります。

(上原 記)

<追伸> 実はこの今月のひとことの原稿も忘れていたのです・・・

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