新着情報
今年の2大ニュース&地衣類の研究(今月のひとこと:12月)
今年もとうとう師走、クリスマス、年の瀬の時節になってまいりました。
皆様方にとりまして、今年はどんな一年でしたか?
日本森林保健学会にとっての2016年は、
○台湾森林保健学会との提携
○学会誌「森林保健研究」の創刊
の大きな2つの一里塚ができました。
来年以降の活動、調査、研究がさらに楽しみなところです。
さて、この師走の調査研究の第一弾として、信州・伊那谷のカラマツ林に出かけてまいりました。
今回は、標高1200m前後のカラマツ人工林の樹皮に付着する地衣類(菌類と藻類の共生体)の調査です。
地衣類には、その土地の空気環境条件の影響を敏感に受けるものがあり、その特質から、空気の清浄度の指標生物(indicator)に利用できるものがあります。
清澄な空気は、清冽な水同様に、現代では貴重なものになってきました。
貴重な自然条件についての調査研究にも継続して取り組んでまいります。
どうぞ良いクリスマス、新年をお迎えください!