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建築学科の学生さんとのコラボレーション
森林の大切な働きの一つに木材、林産物の生産があります。私たちの住居をはじめ、家具、紙なども、森林の樹木から作られていますね。
その住居や建物の建築資材として日頃から木材に親しまれている建築学科の学生さんが、この度、大学の演習林を訪ねられ、森林で一日過ごす体験をされました。
今回ご参加されたのは、早稲田大学創造理工学部建築学科の院生、学生さんです。演習林でご案内したのは、約50年生のスギ、ヒノキ林でしたが、林間の風景をはじめ、みなさんとても喜ばれていました。樹木の高さや太さをはじめ、密度を測定したり、樹冠の様子を図に描いたり、そして最後には、一本ヒノキを間伐する作業もおこないました。伐採をしている時から、ヒノキからは強い芳香が発散され、「いい香り―」とみなさん歓声をあげられていました。丸太にしたあと、一人ずつコースターを作り、お土産に持ち帰られました。
「法隆寺の木は、森林で立っていた時と同じ方角で建てられている」
「木材になったあとも、木は生き続ける」
「木目には心理的な効果がある」
建築学の観点からも森林、樹木、木材の魅力と可能性はさらに広がっていきますね。