新着情報
海外との共同研究
2024年末、台湾での森林療法の国際ワークショップおよび国際会議に参加してきました。連日盛況で、台湾の自然、人々のエネルギーとバイタリティーを感じてきた次第です。
2013年に台湾には台湾森林保健学会ができ、現在も公式な本学会の姉妹学会として共同調査研究をおこなっているところです。
今回、連日のアクティビティに参加し、私自身も研修会と講演を担当して感じたことは、いまや世界の森林療法は2つの流れがあるということです。一つは、心身の保養や療養、リハビリテーション、また健康増進のための森林療法、そしてもう一つは地域の観光資源、レクリエーションとしての森林療法です。いずれにしましても、森林とヒトとがより良い関係性を保持していくことを願っています。
雲林縣でのワークショップの様子。かつて日本人が植えたというモウソウチクの竹林を利用しておこないました。
台北市での国際会議を終えて。
右から6番目がわたし。私の右が台湾の森林・自然保全長官、左が雲林縣知事。
今年、2025年も海外に出かけていく予定です。様々な国々の森林、人々との交流を通して、相互理解と世界平和の実現も目指します。これが今年の新春の願いです!
(理事長 上原 巌)
≪ 前の記事 |