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第15回 学術総会が大分県別府市で開催されました

2025-07-01

本年度の日本森林保健学会の学術総会が、6月28日(土)、大分県別府市の国際会議場(ビーコンプラザ)にて開催されました。

大会長は、杉浦嘉雄先生。団体会員である日本造園修景協会大分県支部のみなさまには、事前のご準備から当日の運営まで大変お世話になりました。

杉浦先生、上原理事長の2件の基調講演のあとは、今年は11件もの会員発表がありました。二けたの研究発表は初めてです!

会場には、学会の会員だけでなく、大分県庁、別府市役所をはじめ、地元のみなさまが多数ご参加されました。

その後、定期総会と懇親会も盛況におこなわれました。

二日目は、朝9時過ぎから、別府公園にてバードウォッチングと樹木観察の研修会が開かれました。講師は初日に続いて杉浦先生、そして市内の樹木医の方や、別府市役所職員の方にもご案内をいただきました。バードウォッチングでは、双眼鏡の使い方から始まり、事前の予想以上に多種類の鳥たちが姿をみせてくれました。また、樹木観察では、アカマツをはじめ、公園内の樹木の根系の形状から、その成育状況をおしはかる方法などを学びました。

盛りだくさんで、あっという間の二日間。開催地の大分のみなさまはじめ、遠路からご参加いただいた会員のみなさま、本当にありがとうございました!

来年度は、関西(大阪)で開催される予定です。

閲覧パスワードについて(第15回学術総会会員発表の要旨集)

2025-06-27

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保護中: 第15回学術総会会員発表の要旨集について

2025-06-27

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第15回 令和7年度 日本森林保健学会・学術総会 <大分大会> 会員発表のご案内

2025-06-07

会員発表(口頭)時間は、一人15分です。発表10分、質疑応答5分

  1. 「これからの日本の森林浴のポジショニングについての提案」 
    高井 雅彦(Small Impact 合同会社)
  2. 森林浴におけるガイドの役割 心理臨床との比較から
    近森 聡(藍野大学 医療保健学部 健康科学科)
  3. 森林浴とストレッチ運動を用いた健康保持増進活動の取り組み-大阪府茨木市と大学における共同事業を通じて-
    菊池 唯、阪上 奈巳(藍野大学 医療保健学部 理学療法学科)
  4. 現場とマニュアルのギャップを埋める:性格特性と安全意識に基づく林業安全管理
    高山 範理(森林総合研究所)・田中亘(森林総合研究所)・鄭 芯蕊(筑波大学)・笹田 敬太郎(森林総合研究所九州支所)・都築 伸行(林野庁)
  5. 高齢化の進む山村地域の有用植物に関する新たな活用と普及方法~福井県丹生郡越前町と福島県南会津郡南会津町の事例~
    竹内啓恵(樹づ木合同会社)
  6. 多磨全生園における緑化活動の歴史について
    吉永雄弘(林野庁東北森林管理局)
  7. 入院中のリハビリ期間に自主的に樹木検索をおこない、回復をした事例
    上原 巌(東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科)
  8. 本邦における森林保健に関する研究の文献レビュー
    小林 未歩※1、金谷 有美※1、菅谷 智一※2 
    (※1筑波大学医学群看護学類、※2筑波大学医学医療系精神看護学)
  9. 自然環境を活用した就労支援の可能性:Nature-Based Interventionsに関する文献レビュー
    中塚智裕(NPO法人えんしゅう生活支援net)
  10. 多様な植生と持続的施業が維持される林業地における保健機能活用の取組み ―徳島県那賀町・橋本林業の森林体験ツアー事例―
    藤園麻里(野めぐり研究所)
  11. 森林環境は認知症予防に有効なのか?
    住友和弘(東北医科薬科大学若林病院)

ぼちぼち森林に行ってみませんか?

2025-06-02

公開セミナーの様子5月31日(土)新宿の会場にて、対面とオンラインのハイブリッド開催で公開セミナーが開催されました。今回のテーマは、「ぼちぼち森林に行ってみませんか! ~障がい者・高齢者のための森林空間利用最前線 ~」。
日本森林保健学会は、日本森林林業振興会より2期6年間にわたって研究助成を受け、活動をしてまいりました。その報告会でもありました。
公開セミナーの当日の内容は、下記の通りです。

報告Ⅰ 上原 巌(東京農業大学教授)
障がい者・高齢者の森林空間利用の事例(1)
~高齢者介護・障がい者福祉施設、特別支援学級の事例報告~

報告Ⅱ 竹内啓恵(樹づ木合同会社 代表社員)
障がい者・高齢者の森林空間利用の事例(2)
~健康づくりを目的とした森林活用に初めて取り組む事例報告~

報告Ⅲ 高山範理((国研)森林研究・整備機構森林総合研究所 森林管理研究領域チーム長)
障がい者・高齢者の情報行動 ~森林空間利用の情報を届けるには~

報告Ⅳ 古賀和子(一般社団法人全国森林レクリエーション協会研究員)
障がい者福祉・高齢者介護施設利用者の森林空間の利用状況
~アンケート調査結果より 「やらない理由」から見えてくるもの~

報告Ⅴ 住友和弘(東北医科薬科大学若林病院総合診療科病院教授)
森林空間利用による健康づくりの有効性 ~森林空間内の揮発性物質について

そして、翌日の6月1日(日)は、埼玉県飯能市の山林で、都内の社会福祉法人の皆様との森林療法のワークショップが開催されました。

内容は、小径ヒノキの間伐、剥皮、コースターづくり、ピザづくり、芳香水の製作です。
また、小学生との活動を今年もおこなっていますが、森林療法は、身近な森林でどなたにもできるものです。
ぜひ身近な方と出かけてみてください。

今月末は、大分県別府市にて、本年度の学術総会が開催されます!  

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