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うっかりの置き忘れはありますか?

2021-11-12

暦は、霜月の11月。
信州の林床には霜が降りるようになりました。
今月のひとこと(11月)

さて、みなさんは、うっかり電車やバスの網棚などに置き忘れをしてしまったというご経験はありますか?
はい、私はその置き忘れの年季の入ったエキスパートです。
今年もすでに3回置き忘れをいたしました。
一度目は、森林実習の帰りにヘルメットをJR線の荷物棚に。
二度目は、長野新幹線の荷物棚にジャンパーを。
三度目は、地下鉄の荷物棚に、袋に入れた輪切りの丸太を忘れました。

いずれも読書に夢中になり、荷物を100%忘却してしまったのです。
しかしながら、その忘れ物のすべてがちゃんと1日以内に手元に戻りました。
日本は世界一幸せな国ですね。
みなさんは、置き忘れや忘れ物は専門家の私に任せて、みなさんはくれぐれもお気をつけください!

今月のひとこと(11月)

3回目の置き忘れ。
袋もその度に災難ですが、これはドイツの保養地の窓口でいただいた特別なものです。

袋には、このまちから車がなくなり、住民と保養客が安心して歩ければいいなあと小学生が描いた絵が印刷してあります。

(上原 記)

<追伸> 実はこの今月のひとことの原稿も忘れていたのです・・・

散策と講演会のお知らせ

2021-09-21

当学会の高山範理理事が、下記の日程・内容で講演をおこないます。
秋の筑波山での散策と、森林アメニティについてのご講演をどうぞお楽しみください!

清秋の筑波山と森林アメニティ -筑波山散策と講演-

令和3年度「山の日」記念行事
清秋の筑波山と森林アメニティ -筑波山散策と講演-

筑波山散策:つつじヶ丘~ロープウェイ~女体山~紫峰杉化~立身石~御幸ヶ原~ロープウェイ~つつじヶ丘

  • 日時:令和3年10月15日(金)
  • 講演:高山範理 氏 (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 上席研究員/日本森林保健学会 理事
  • 演題:「筑波山に親しむ機会を得て、森林アメニティに感謝する」
  • 会場:筑波山京成ホテル
  • 募集人数:50名(定員に達ししだい募集を締め切ります。)
  • 集合:つくばエクスプレス つくば駅前(臨時9番乗場)午前9時 (貸切バス利用)
  • 解散:つくばエクスプレス つくば駅前 午後4時30分頃
  • 参加費:1,500円(ロープウェイ代、保険料、写真代(送料を含む)等)
  • その他:昼食は各自持参(御幸ヶ原の食堂を利用することもできます。)
  • 主催:全国森林レクリエーション協会

申込フォームからもお申込みができます。
申込フォーム:https://forms.gle/Qknzf9CfwcY2eNTt6  

森と川と災害の関係

2021-09-01

今年もまた各地で豪雨災害が続いていますが、みなさまのおすまいのところはいかがでしょうか?
下の写真は、わたしの信州の実家の裏を流れる川の様子です。

平常時と激しい降雨時の写真を並べてありますが、降雨時は水位が上がるだけでなく、川水が茶色く濁っているのがわかりますか?
実はこのことは、この川の上流にある森林があまり健全でないことを示しています。

森林にはたとえ激しい雨が降っても、それを木々の枝葉や林床の植物でまず受け止め、次に落葉や土壌で吸収し、土中に雨水を貯めこんで、それをろ過しながらゆっくりと下流にながしていく機能があります。そのため、森林からは、急激にではなく、常時同様のスピードで水は流れているのです(水源涵養機能)。

突発的な集中雨が降ると、急に水位が上がったり、濁った川水が流れ出たりするのは、そうした機能が低い森林であることを示しています。
雨も川も森林とつながり、森林の姿を浮き彫りにしているのですね。

この秋は各地での水害が発生しないことを願っています。
それには、私たち人間だけでなく、森林もしっかりと手当てをしなければなりません。

(上原 記)

会員のご著書紹介

2021-08-27

この度、会員の桐原肇様より、2冊のご著書「箕面の森の小さなできごと」「みのおの森の小さな物語」をいただきました。

桐原さまは、信州の安曇野でお生まれになり、大阪府箕面市に40年お住まいです。

会社を経営されたのち、国定公園の箕面の森に親しまれ、活動をされるようになりました。
ご著書はその森林散策から生まれた作品集です。

「箕面の森の小さなできごと」は箕面の森での日々のエピソードが丹念に描かれ、「みのおの森の小さな物語」では、箕面の森で生まれた12の物語集です。

桐原様、珠玉の作品をありがとうございました!

夏休みの宿題 (^_^;) 森の物語はいかがでしょうか?

2021-08-02

暑中&残暑お見舞い申し上げます。

夏休みが始まりましたね!
夏休みと言えば、宿題があります。
「夏休みの自由研究」もあることでしょう。
でも、自由研究といっても、どんなことを調べたらいいかがまずわからず、お父さんお母さんに手伝ってもらうお子さんも数多いことでしょう。

そこで、今年はコロナ禍の夏休みとして、「森の物語」調べてみてはいかがでしょうか?

今月のひとこと(8月)

古今東西に森のお話があります。
たとえば、赤ずきんちゃんやヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女など、ヨーロッパの物語では、森が舞台となっているものがとても多いのです。日本でも、桃太郎、こぶとりじいさんなどは山間部や山林が舞台になっていますね。
その森にちなんだお話を、主人公、登場人物、ストーリーなどで分類していくのです。意外なパターンが見つかるかも知れませんよ。

引き続きコロナにお気をつけて、良い夏休みをお過ごしください!

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