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日本森林保健学会の第2回学術総会と研修会が行われました
6月23日(土)の午後1時より、東京農業大学・世田谷キャンパスで、日本森林保健学会の第2回学術総会が、今年から世田谷区の後援も受けて行われました。
今年のテーマは、「森で語ろう! 森とわたし あなたとわたし」です。
はじめに、旭川医科大学第一内科循環呼吸器医療再生フロンティア講座の住友和弘先生による基調講演「森林ウォーキングのすすめ」があり、その後、学会活動報告として、
- 『都市部のみどりを活用した女性の健康』
東京農業大学大学院林学専攻博士前期課程2年 竹内啓恵さん - 『東日本大震災被災地高齢者への野外環境を活かした支援活動』
NPO法人ねおす理事長 高木晴光さん - 『地域での森林保健活動のすすめ方』
東京農業大学森林総合科学科教授 上原 巌
の3つの発表があり、最後に、旭川医科大学医学部の旭川市における森林ウォーキングについてのご発表がありました。
今年も各発表について、活発な質疑応答があり、他の学科ではなかなかすることができない、じっくりとした意見交換ができたと思います。
発表された皆様方、また熱心にご参加いただきました皆様方、どうもありがとうございました。
⇒日本森林保健学会 第2回学術総会 概要(PDF:456KB)
翌日24日(日)は、東京農大世田谷キャンパスと馬事公苑で、学術総会に引き続いての研修会を行いました。
今回の研修会のテーマは、「身近なみどりで、健康づくりの材料をさがしてみましょう」です。
まず農大の研究室で、クスノキ、サワラ、ヒマラヤスギの芳香蒸留水をつくり、室内で問題解決についてのブレーンストーミングを行い、馬事公苑に出掛け、身近で日常的にできる休養のあり方を考えました。
たとえ都市部であっても、可及的ではありますが、身近な緑地、公園を利用して、自分の休養場所をつくることはできますね。
ご参加された皆様方、本当にありがとうございました。
今後もみなさまかたの地域におうかがいすることを楽しみにしています。
これからも、本学会は、地域の森林と人間の健康を考える、皆様方のよりどころの学会でありたいと願っています!