新着情報
森林の国際学会(今月のひとこと:11月)
森林の国際学会であるIUFRO(International Union of Forest Research Organization)2014がアメリカ・ユタ州のソルトレイク市で開催され、当学会からは上原 巌理事長が参加、発表してきました。
今回の大会では、
(1)Forests for people
(2)Forest biodiversity and ecosystem services
(3)Forests and climate change
(4)Forest and water interactions
(5)Forest biomass and bioenergy
(6)Forests and forest products for a greener future
(7)Forest health in a changing world
の計7つのカテゴリーの分科会が設定されました。さまざまな領域にまたがるユニークな分科会設定ですね。
今回、上原理事長は、「The effects of forest therapy utilizing regional abandoned forests in Japan」のテーマで発表し、放置林と森林療法の組み合わせ、森林と人間双方の健康増進のこころみなどが斬新であるとの評価を受けたとのことです。
大会では計1200もの研究発表があり、世界中で本当にさまざまな調査研究がすすめられています。
「Forests for people」の分科会が国際学会でも設定されたように、森林と人間との関係についての研究はこれからもますます重要になっていくことでしょう。
日本森林保健学会もさらに精進してまいります!
(※ちなみに次回のIUFRO大会は、2019年6月にブラジルのCurtiba市で開催される予定です)