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ミャンマーの森林保全と薬用植物の生産(今月のひとこと:9月)
8月の下旬、ミャンマーに国際協力の仕事で出かけてきました。
ミャンマーは、ビルマと呼ばれていたところですね。
「ビルマの竪琴」を連想される方も数多いことでしょう。
近年では、アウンサンスーチーさんの活動も有名です。
今回のミャンマー訪問では、森林保全と薬用植物の生産がテーマでした。
本学会の趣旨とも重なりますね。
植林地の林床にみられる薬用植物。現地の方でも利用方法がわからないものがあるそうです。
また、木材は薪としても貴重な資源。
枝や端材にいたるまで、利用されています。
今回は、カイン州パーン市にある、薬用植物資源センターで講演も行いました。
森林を保全しながら、いかに薬用植物を生産し、供給、流通していくかが、現在のミャンマーの大きなテーマです。
森林を中心とした保健休養のこころみが、国境を越え、その国々の様々な形で実っていくことを願っています。
(上原 記)