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思い出の場所=おもてなしの場所
先日、フィンランドとインドから、森林療法の友人が来日しました。
様々なところにご案内しましたが、一番みなさんが落ち着かれ、心身ともに納得されたのは、私が幼少期から慣れ親しんできた長野の森でした。有名な観光地よりも、無名で個人的な思い出のある場所の方が、友だちのこころには響き、伝わるものが多いのでしょう。自分の思い出の場所は、最高のおもてなしの場所になるのですね。
みなさんにとって、思い出のある森はありますか?
今はまだないという方でも、これからぜひそんな森を作ってみてはいかがでしょうか?
2019年も大変お世話になりました。今年は6月に学会創設10周年の記念シンポジウムを開催し、学会理事の書いた「森林アメニティ学」(朝倉書店)が、韓国、中国でも出版される節目の一年になりました。
来年2020年もまたシンポジウムの開催を企画しています。皆様方のますますのご参加を心よりお待ちしています。
それでは、みなさま、どうぞ良いクリスマスと良いお年をお迎えくださいませ。
(上原 記)