新着情報
地域病院、社会福祉施設、学校などでの森林療法
日本森林保健学会では、本年度も委託研究をおこなっています。
2022年度は、地域病院や社会福祉施設、学校での森林療法の実践とその森林環境の把握、また人材養成などに取り組んでいます。特に人材養成では、医療、福祉、教育のそれぞれの専門職の方々にご理解をいただき、地域の森林を活用にも取り組んでいきます。
けれども、これらのことは実は真新しいことではなく、われわれ人類が太古の昔から営々と行ってきたことでもあるのですね。野生動物も体調が悪い時、病気やケガの際には、森林の中でじっと過ごす生きものが多くいます。私たち人間もそのように過ごしていた時があったことでしょう。
もし当方の病院、社会福祉施設、学会などで、ぜひ森林療法をおこなってみたい、おこなっていきたいというご希望がありましたら、どうぞお気軽に学会事務局あてにご連絡ください!
東京郊外の病院裏の放置林を整備した作った休憩空間です。
今後は作業療法や休憩・療養・リハビリテーション空間として、この森林が活用されていきます。