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今月のひとこと(2012年12月)
今年も最後の月、十二月に入りました。
クリスマス、大晦日と1年の締めくくりの月ですね。
クリスマス・ツリーにはモミやトウヒの木が使われ、謳われます。
常緑樹(evergreen tree)には、色褪せたり、朽ちたりすることのない永遠の命がイメージされ、クリスマスと重ね合わされているのですね。
また、キリスト教の文化が生じる前から、古代ゲルマンの文化においても、冬至の頃、森の中から常緑樹(針葉樹)を伐り出し、神に捧げる風習がありました。
日本でも、お正月飾りには、常緑樹の松を使いますね。
冬至は一年で最も日が短い日ですが、再び日が長くなっていく原点の日でもあります。
一年の振りかえりは、森閑とした自然の中で、樹木とともに見つめたいものです。
みなさんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか?
今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本森林保健学会 事務局一同