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今月のひとこと(2013年3月)
-木造校舎の魅力ー
3月(弥生)に入りました。
今月は卒業式や転勤、お引越しの時節でもありますね。
今月16日(土)は、神奈川県相模原市にある青根小学校で日本森林保健学会の研修会を開きます。
(※別途のお知らせをご参照ください!)
会場となる青根小学校は、太平洋戦争中に建てられた、今なお現役の木造校舎です。
単なるノスタルジアだけではなく、木造校舎が現在見直されていますが、その理由は何なのでしょうか?
木造校舎には、子どもたちの心を落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があるのでは?と調べられ、特に木材の木目や節が、それを眺める者の脳に心地よい影響を与えるのでは?と考えられています。
また、木造校舎独特のにおいや、木の階段や廊下を歩く感触も影響を与えているかも知れません。
ヒノキ材の机を導入してから、子どもたちが落ち着くようになったという報告もあります。
木材の及ぼす影響はこれからさらに明らかにされつつ、その重要性もまた増していくことでしょう。