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上原理事長 韓国訪問
さる9月16日(月)~19日(木)、上原巌理事長が韓国を訪問してきました。
7回目の訪韓となる今回は、韓国南西部の光州広域市にある国立全南大学での特別講義と地域の保健休養林の見学です。
全南大学での講義は同大学林学科の学部生、大学院生、そして一般市民対象に英語で行われ終始聴衆は熱心だったそうです。
また、講義後は韓国で今春出版された「森林アメニティ学」のサイン会も行われました。
現在、韓国では、国として各地の保健休養林の整備が行われており、また曖昧な観光事業ではなく、きちんとした対象、目的を持った森林の保健休養が始まっています。
針広混交林を背景に記念写真
左端が全南大学の安教授、右から2番目が上原理事長
中国、韓国と連続出張でしたが、アジアでの今後の森林の保健休養の可能性がうかがえる旅になりました。
これから日中韓でのコラボレーションの活動も始まる予定です!
上原理事長 中国・北京を訪問
さる9月6日(金)~11日(水)まで、上原 巌理事長が中国・北京を訪問しました。
通算5回目となる北京訪問では、中国園芸療法学会と森林療法国際シンポジウムでのそれぞれ基調講演を担当されました。
また、上原理事長はじめ、住友和弘、高山範理、両副理事長が書かれた「森林アメニティ学」(朝倉書店 2017年)が今年7月に中国で翻訳、発売され、その臨時サイン会もシンポジウム前に行われたそうです。
中国と連携した研究、活動も今後楽しみですね!
9月7日の学会。記念写真も広大です!(上原理事長は中央です)
理事長の名前は、中国では変わった名前なので、とてもおぼえやすいそうです。
現代中国の名門大学である清華大学の李樹華教授(左)との記念撮影。
なんと二人には10年以上前からのご縁があり、上原理事長が兵庫県立大学に勤務した時の前任者が李教授だったそうです。また、教授のご子息は現在、東京農業大学に留学中です。
なお、上原理事長は、清華大学のみどり療法研究センターのコンサルタントにも招聘されました(初任期は3年間です)。
森林療法国際シンポジュウム後の記念撮影。
上原理事長の右隣は、ドイツ・バート・ウェーリスホーフェン市保養課長のペトラ・ノッカーさんです。理事長の書かれた森林療法の翻訳がアジアに広がり、今や中国とドイツにも架け橋が渡りました。
シンポジュウム前の臨時サイン会。
「森林アメニティ学」が中国でもめでたく出版されました!
これから日中の友好に森林と保健休養もキーワードになりましたね!
【9/15開催】森林療法シンポジウム2019
(1)森林ウォーキング 10:30~12:30 旭川市科学館サイパル玄関前集合
サイパルから神楽岡公演を巡ります。秋空の下、ゆっくりと森を歩き森の癒し効果を体験します。雨天時、中止となります。
(2)シンポジウム 13:30~16:30 旭川市科学館サイパル 研修室
◆テーマ:「森林浴による健康づくりと地域の可能性を探る」
◆日時:令和元年9月15日(日)
◆会場:旭川市科学館サイパル 研修室
〒078-8329 北海道旭川市宮前1条3丁目−32
電話 0166-31-3186
◆参加費:500 円(ウォーキングのみ方は100 円)
◆主催:北海道森林療法研究会
◆お申し込み:https://forms.gle/ptK1aTngDPybMkZP9
⇒詳細はコチラ(PDF:956KB)
⇒お申し込み:https://forms.gle/ptK1aTngDPybMkZP9
Tシャツ販売のお知らせ
「森林と健康 シンポジュウム」と日本森林保健学会創設10周年を記念して製作したTシャツにまだ若干の在庫がございます。
価格は、税・送料込みで、2,000円です。サイズは、M、Lの2種類です。
ご希望の方は、お問い合わせフォームの「その他」を選択の上、お名前、フリガナ、性別、電話番号、メールアドレス、送付先住所、そして、コメント欄に「Tシャツご希望」の旨と「ご希望のサイズ(MまたはL)」をご記入の上、本学会の口座に、代金の2,000円から振り込み手数料を差し引いた金額をお振込みください。
<代金振込先>
三菱UFJ銀行(銀行コード0005) 世田谷上町支店(店番号368)
普通口座 口座番号 0025597
口座名義 特定非営利活動法人 日本森林保健学会 理事 上原 巌
日本森林保健学会 第9回学術総会 プログラム
本年度テーマ:「森林と人間のこころをはかる」
開催日:2019年6月23日(日)受付9:00~
会 場:東京農業大学・世田谷キャンパス 7号館3階 共通製図室
内 容:
- 会員総会 9:10~9:25
- 会員発表 9:30~11:30(一人20分 発表15分、質疑応答5分)
①「ドイツとフィンランドにおける国際森林療法シンポジウムの違い」
上原 巌(東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科)②「荒木川流域における 森林保全と森林療法の両立をめざして(中間報告) ~ある社会福祉法人の“農・福・環”連携の実践記録と森林療法への可能性の模索~」
杉浦 嘉雄(日本文理大学 工学部 環境・地域創生コース 教授、特定非営利活動法人 おおいた有機農業研究会 顧問)③「森林浴効能表の開発に向けた基礎的研究」
有馬 遥太朗(東北医科薬科大学病院 薬学部・東北医科薬科大学森林療法研究チーム)他2名④「森林散策時の着帽と帽体内温度に関する研究計画-快適な散策に適した帽子の種類と形状の検討-」
北 徹朗(武蔵野美術大学)⑤「都市公園を利用した職場のメンタルヘルス対策~若手社員を対象とした散策セミナー~」
竹内 啓恵(樹づ木、東京大学 富士癒しの森研究所)他2名⑥「山中湖村における身近な森林を活用した住民の健康づくりを目的とした調査研究「森活で健康」-アンケートによる野外活動実態調査
藤原 章雄(東京大学大学院農学生命科学研究科)他4名 - 総合討論 11:30~11:45
- 閉会 11:50
★会員は学術総会・シンポジウムとも無料です。
★非会員は、一般3000円、学生500円(要学生証呈示)です。
☆来年度の学会は、2020年6月27日(土)、28日(日)です☆