夏休みに、信州の実家の土蔵の片づけを行っていたところ、曾祖母の御嫁入りの際に持ってきた長持ちが出てきました。 今から100年以上前の桐製のものです。
しかしながら、材にはカビひとつなく、腐朽もありません。
これは、上ぶたです。 材には狂いがなく、緩やかな円形カーブの造りになっています。
一般に樹木は数十年から数百年も生きる長寿の生命を持っていますが、伐られて、用材となっても、依然として長生きを続けるのですね。