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森林浴の後は、なぜ眠くなるのでしょうか? ・・・森林は大きなゆりかごです
森林浴をした後は、帰りの電車でついウトウトと寝てしまう。
森林浴をした日は、夜によく眠れる。
いずれもよく聞くことですね。
みなさんもご経験はありますか?
森林浴のあとに眠くなるのは、運動に伴う疲労をはじめ、また森林浴による交感神経の副交感神経のバランスなどが影響しています。さらに電車やバスなどの場合は、揺れ、揺らぎがありますね。その揺れが心地よいゆりかごの役割をするのです。森林浴の帰りの電車やバスの車内でいつの間にか眠りに落ちてしまうのは、それが大きな理由です。また、ガタゴトと揺られている時には気持ちよく眠っているのに、2分間ほどでも停車をすると、ふと目が覚めることもありますね。これは揺れのリズムがなくなるからです。
そして、森林の中にもゆれやゆらぎがあるのです。風によって動く木々の枝葉、林間にちらつく木漏れ日、時折聞こえる鳥の声などもゆらいでいます。
つまり森林そのものが大きなゆりかごのような働きを持っているのです。
コロナ禍での生活が続いていますが、もし機会がありましたら、その森林での「ゆりかご体験」をしてみてください!