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2013年NPO法人北海道森林療法研究会シンポジウム(終了)
2013年NPO法人北海道森林療法研究会シンポジウム
「森林環境を活用した健康づくり町づくり」
日時:2013年10月12日(土)~13日(日)
場所:東川町農村環境改善センター(参加無料)
主催: NPO 法人北海道森林療法研究会
共催: 旭川市
後援: 東川町
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今月のひとこと(10月)
10月に入りました。
本格的な秋ですね。
スポーツの秋、勉強の秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋です。
私は、その秋の日、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス市に出かけ、アメリカ園芸療法協会(American Horticultural Therapy Association:AHTA)での発表をしてまいりました。
AHTAで発表をするのは2001年以来、12年ぶり2回目で、今回は1時間の発表と質疑応答を行いました。
日本での様々な森林の保健休養のあり方や、樹木、森林の効用について事例やデータを織り交ぜながら発表をしましたが、アメリカの聴衆の方からの主な反応は次の通りです。
- お金をかけずにできることが素晴らしい。多額の初期投資で園芸療法ガーデンを造らずとも、身近な森林に出かけるだけでもよい効果が得られるとは!
- アメリカ(ミネソタ)には、身近なところに森林が散在しており、いつでも保健休養の場とすることができる。
- 人工林と天然林では、保健休養効果に差が生じるだろうか?また、どんな樹木が好適なのか?
- 森林での保健休養効果の持続時間はどのくらいか?
アメリカに限らず、日本でも、身近な森林での健康増進、保健休養はもちろんできますし、特別なお金、初期投資などをかけずともできます。
森林での保健休養は、いろいろな国の方々にとってますます重要な意義を持っていくことでしょう。
発表を終えた晩は、ちょうどミネアポリスできれいな仲秋の名月を愛でることもできました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
理事長 上原 巌
今月のひとこと(9月:長月)
日本森林保健学会編 「回復の森」が台湾で出版されました!
まだ残暑の厳しい毎日ですが、朝夕の空気が涼しくなってきました。
今回は、本学会の創立記念で出版した「回復の森」(2013年)が台湾で中国語に翻訳され、出版されたニュースをお伝えいたします。
これまでアジアでは、韓国で森林療法の本がハングル語に翻訳出版されてきましたが、今年は、台湾で森林療法の本が中国語に翻訳され、出版されました。
韓国も台湾も、私たちの隣国ですが、それぞれ職場や地域、家庭などにおける日常ストレスにはかなりの共通点、類似性があるようです。
森林における保健休養は、国際的にも今後さらに大きな意義を持つことでしょう!
今月のひとこと(2013年8月:葉月)
暑中お見舞い申し上げます。
日本は春夏秋冬の四季がはっきりとした国です。
夏の暑さは、また格別ですね。
夏の真っ盛り、郊外の森林に出かけると、林内の気温は、都市部と比べて5~7度くらい低く、涼しく過ごしやすいことが多いです。
特に林間を吹き抜ける風は心地よく感じられますが、これは森林の日陰だけでなく、樹木から発散される水蒸気のおかげです。
よく言われるように、森の中には天然のクーラーが効いているのですね。
標高の高い場所の森林に出かけると、さらに気温は下がります。
盛夏を森林でも楽しんでみましょう!
第3回 学術総会が開催されました!
日本森林保健学会の第3回目の学術総会が、6月22日(土)に、東京農業大学・世田谷キャンパスで開催され、今回も北海道から山陰地方まで、全国の方が集まりました。
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