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日本森林保健学会 第6回学術総会のお知らせ
下記の通り、日本森林保健学会の第6回学術総会を開催いたします。
◆日 時:2016年6月18日(土)13:00~
◆場 所:東京農業大学・世田谷キャンパス 1号館(⇒交通アクセス)
◆テーマ:「現代人のエスケープの場としての森林」
◆基調講演、会員発表、総会
<東京農業大学へのアクセス>
○渋谷駅よりバス(東急/小田急)「農大前」下車
○小田急線・経堂駅または千歳船橋駅下車 徒歩約15分
⇒交通アクセス
第5回学術総会、研修会が無事に終了しました!
6月27日(土)13時より、東京農業大学・世田谷キャンパスにて、今年の学術総会が開催されました。
今年のテーマは、「森林の健康=人間の健康!?」。基調講演をはじめ、様々な研究発表を通して、森林と人間の健康のつながりについて考えました。国内の遠方からだけでなく、台湾、アメリカからの参加者もあり、盛況に行われました。
また、基調講演、研究発表の内容は、下記のとおりです。
◆<基調講演>
「森の香りと森林ウォーキング」 中村正雄 旭川医科大学名誉教授
◆<会員発表>
- 「ナチュラルメディカルコミュニティデザイン(N-MCD)というビジョン:いくつかの萌芽と森林保健への期待」
佐藤 峻(千葉大学) - 「保健事業としての森林ウォーキングの可能性」
佐藤孔亮・住友和弘・阿久津弘明・中村正雄・長谷部直幸(旭川医科大学) - 「里山を利用した傾聴散策カウンセリングの試み ~長時間勤務の女性を対象として~」
竹内啓恵(東京農業大学大学院) - 「森林療法と森林セラピーの違い」
上原 巌(東京農業大学)
また、二日目の研修会。今年は、明治神宮の杜で、都市の中の人工林造成と天然更新、また森林風致の意義について考えました。
大正時代に造成された明治神宮は、今年で創建95年。クスノキ、スダジイ、ケヤキ、ムクノキなどの大木の下には数多くの樹木が天然更新しており、その様子を観察したり、アップダウンのある境内の参道では地形療法についても考えたりしました。
森林と人間との関係を考えることは、相互の健康、生命、生き方を考えることにつながります。
二日目間にわたってご参加された皆様方、誠におつかれさまでした。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
創建95年の明治神宮境内を歩き、森林の遷移、森林風致について考えました。
特別に許可をいただき、神宮内の水田もたずねました。
水田には、神宮内の地下水がつかわれています。
第5回 学術総会のお知らせ
第5回学術総会を開催いたします。
<第5回 学術総会>
◆日 時:2015年6月27日(土)13:00~
◆場 所:東京農業大学・世田谷キャンパス 1号館
◆テーマ:「森林の健康=人間の健康!?」
◆基調講演、報告、その他会員発表
(東京農業大学へのアクセス)
渋谷駅よりバス(東急/小田急)「農大前」下車
小田急線・経堂駅または千歳船橋駅下車 徒歩約15分
<研修会>
◆日 時:2015年6月28日(日)10:00~12:00
◆場 所:明治神宮
今年は明治神宮の杜で、都市における森林、樹林の重要性と生態系について考えます。
研究助成対象の研究が決定しました!
日本森林保健学会の研究助成、初年度の助成対象研究が下記の2件に決定しました。
採択されました方々、おめでとうございます。
- 竹内啓恵(東京農業大学大学院)、川畑真理子(株式会社JUMOKU)、長井聡里(すてっぷ産業医事務所)
「都市部の森林公園を利用した働く助成の傾聴散策カウンセリングの効果と可能性」 - 北 徹朗氏(武蔵美術大学)
「生理的・心理的指標を用いた森林浴と散策によるストレス軽減の相乗効果の検討 -個々の体力レベルに応じた最適な森林散策の強度を探る-」
なお、当学会では、下記のような地域の森林環境を活用した研究の助成を行っています。
1.森林保健に関する研究
2.人に健康に資する森林造成・保育の研究
3.農山村における保健に関する研究
4.その他、森林と人間の保健に関する研究
助成金額は、1件あたり10万円/年度が上限です。また、申請者(研究代表者)は、日本森林保健学会員に限ります。研究の成果は、日本森林保健学会で発表し、ならびに学会誌「森林保健研究」に投稿していただくことになっています。
今後も、身近でエレガントな研究の成果が生まれることを事務局一同、期待しております。
研究助成制度について
会員の皆様方各位
日本森林保健学会では、学会誌への研究論文のご投稿、また研究助成を行っております。
詳しくは、それぞれの案内をご覧ください。
森林と人間の健康の研究について、皆様方からのご投稿、ご応募をお待ちしております。