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身のまわりの食べものと樹木
9月になりました。ひときわ暑かった今年の夏もようやく終わり、秋の陽ざしや、秋の風が吹くようになりましたね。
食欲の秋に先立って、今回は身のまわりのたべものと樹木についてです。
下の写真では、和菓子の中にナンテンの葉が入っています。
葉に抗菌作用があることから、古くからナンテンの葉は防腐に使われてきていますね。
次に梅干しです。
シソの葉で漬けた、典型的な梅干しです。
ウメはバラ科の樹木です。
お茶は、ツバキ科の樹木の葉です。
やはり樹木の利用なのですね。
この秋は、コロナ対策もふくめ、食の分野でも樹木と関わっていきたいですね。
【9月5日開催】北海道森林療法研究会シンポジウム2020
北海道森林療法研究会では、with corona時代の健康づくりをテーマに森林療法シンポジウムを開催致します。2月以降、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い外出の機会が減り、閉じこもりがちになっていませんか?日頃の運動不足、ストレス解消に身近な自然環境を健康づくりに活用してみてはどうでしょうか?
森林浴の医学的な効果の検証データを示しながらwith Corona時代の健康づくりへの応用や森のチカラを街のチカラにつなげるアイディアを皆さんと考えたいと思います。
在宅での仕事が増え新たなストレスが源になっています。遠隔での仕事の普及は、都市から地方へオフィス、人を移動させワ―ケーションという働き方が生まれています。
◆テーマ 「with Corona時代の健康づくりと地域づくり」
~森林を利用した個人の健康づくりとワ―ケーションへの応用~
◆期日:2020年9月5日(土) 14:00~17:00
◆会場:丸運ホール
◆所在地:〒070-0030 北海道旭川市宮下通10丁目3−2(無料駐車場あり)
◆電話:0166-23-1212
◆内容:
1)住民の健康づくりの実際(森林療法研究会 理事長 住友和弘)
2)企業の健康経営の実際(Cybertrust株式会社 眞田勉さん、Zoom参加)
3)ワ―ケーションの普及と森林療法(北海道議会議員 安住太伸さん)
4)オフサイト森林浴、機能性アロマの活用(仙台オープン病院 橋本貴尚さん Zoom参加)
5)全体討論
◆参加費:無料
◆お申込み:下記URLのお申し込みフォームからご利用ください。
https://forms.gle/WSj8HdDnzJmjRuye7
<Zoom参加ご希望の方へ>
Zoomでの視聴をご希望される方は事前にお申し込みをお願い致します。お申し込み後にIDをお送り致しますのでメールアドレスを下記フォームに必ずご記入下さい。
当日のZoom参加申し込みはお受けできませんのでご了承下さい。お申し込みは先着順とさせていただき定員になりしだい締め切らさせていただきます。もし、通信トラブルが発生した場合、当方では対応が困難ですのでご了承下さい。
<会場参加される方へのお願い>
コロナ感染防止のために
1)当日朝検温をお願いします。37.5℃以上の方は参加をお断り致します。
2)参加される方は必ずマスク着用をお願いします。
3)入室前の手指の消毒を必ずお願いします。
4)3密を避け着席して下さい。
◆お問合せ先E-mail:forest.laboratory@gmail.com
◆当研究会ホームページ:https://forest-labo.info/
<プログラム>
9月5日(土)
13:30 会場
14:00 開会の挨拶
14:10~14:40 森林療法による住民の健康づくり
森林療法研究会 理事長 住友和弘さん
14:40~15:10 企業の健康経営の実際 Cybertrust株式会社 眞田勉さん
(Zoom講演)
15:10~15:25 休憩
機能性アロマの試供
15:25~15:55 ワ―ケーションの普及と森林療法 北海道議会議員 安住太伸さん
15:55~16:15 機能性アロマによるオフサイト森林浴の可能性
仙台オープン病院 橋本貴尚さん
16:15~16:50 全体討論 座長 住友和弘さん
16:50 閉会の挨拶
17:00 閉会
⇒「北海道森林療法研究会シンポジウム2020」リーフレット(PDF:1.7MB)
長雨は、樹木にどんな影響を与えるか?
暑中お見舞い申し上げます。
とは言え、今年は梅雨からの長雨となっていますね。
植物、樹木にとって、水は欠かせないものです。
雨の日が続いていますが、これだけ絶えず雨が降れば、樹木はよく育つのでしょうか?
答えは、NOです。
雨が続くということは、水分供給が絶えないということでもあり、土の中にも水がたまり、空気が少なくなるので、樹木は根呼吸がしづらくなります。つまり、「水分過多」を引き起こします。水は潤沢にあるものの、水を吸い上げにくいというこの状態のことを「生理的吸水困難」といいます。まさに、「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのですね。
私たち人間も、いくらおいしい料理や飲み物があっても、次から次へと絶えず出てくれば、消化することはできません。
また、雨のお天気が続くと、太陽光を浴びることができないため、光合成が活発に行われないため、病虫害にもかかりやすくなります。
カラッと晴れ上がる夏の日が、植物にも、私たち人間にとっても必要なのですね。
2020年度 本学会の通知について
会員のみなさま
日頃より、本学会の活動に多大なるご支援、ご理解を賜り、誠にありがとうございます。
2020年度の本学会の通知を本日(7月31日)に発送いたしました。
1週間経ってもお手元に届かない場合は、事務局(info@forest-and-human-health.jp)までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
事務局
上原 巌理事長が、第65回 森林技術賞を受賞しました!
この度、当学会の上原 巌理事長が、第65回 森林技術賞を受賞しました。
森林技術賞は、森林技術の向上や広い普及に貢献し、林業、木材利用を含む森林に関する科学技術の振興での功績に日本森林技術協会より授与される賞です。
今回、上原理事長は、地域の森林を活用した森林療法の先駆的研究と普及活動によって受賞しました。
1999年の日本林学会で上原理事長が提唱して以来、森林療法はForest Therapy(英語)、森林療癒(中国語)、aldtherapie(ドイツ語)として、世界に広がっています。著作も数カ国で翻訳されました。
現在も世界的にコロナ渦での生活が強いられておりますが、当学会は、森林と人間の関係についての研究を変わらずに行ってまいります。
引き続きのご支援、ご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。