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2020年度 本学会の通知について
会員のみなさま
日頃より、本学会の活動に多大なるご支援、ご理解を賜り、誠にありがとうございます。
2020年度の本学会の通知を本日(7月31日)に発送いたしました。
1週間経ってもお手元に届かない場合は、事務局(info@forest-and-human-health.jp)までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
事務局
上原 巌理事長が、第65回 森林技術賞を受賞しました!
この度、当学会の上原 巌理事長が、第65回 森林技術賞を受賞しました。
森林技術賞は、森林技術の向上や広い普及に貢献し、林業、木材利用を含む森林に関する科学技術の振興での功績に日本森林技術協会より授与される賞です。
今回、上原理事長は、地域の森林を活用した森林療法の先駆的研究と普及活動によって受賞しました。
1999年の日本林学会で上原理事長が提唱して以来、森林療法はForest Therapy(英語)、森林療癒(中国語)、aldtherapie(ドイツ語)として、世界に広がっています。著作も数カ国で翻訳されました。
現在も世界的にコロナ渦での生活が強いられておりますが、当学会は、森林と人間の関係についての研究を変わらずに行ってまいります。
引き続きのご支援、ご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。
最良のコミュニケ―ション 待つこと
新型コロナウイルスへの対策から、全世界的にテレワーク、遠隔会議、Webパーティーなどが行われるようになりましたね。会議にしても、飲み会にしても、画面を見ながらのコミュニケーションはオンタイムの感覚は味わえますね。しかしながら、そのコミュニケーションはやはりパソコンやスマホ上での可及的なものです。
スカイプやズームなどの便利な道具ができる前は、電話が遠隔での主なコミュニケーションでした。相手の顔は見えず、声と会話による時間です。そして、その電話ができる前は、電信、電報があり、その前は手紙がずっと長い間、私たちの遠隔のコミュニケーションでした。
でも仮に、もしもその電話も、手紙までもが使えなくなってしまったら?たとえば、大きな災害が発生した時などは、現在でもその状況に陥ることがあります。その時はどうしたらよいのでしょうか?
その場合の最良のコミュニケーションは「待つ」ことです。
この写真は、世田谷の街路のエノキです。
伐採され、その切り株の上にはアスファルトが敷かれました。
けれども、このエノキは生きており、切り株から萌芽し、アスファルトを突き破ってふたたび新梢、新葉を出しました。このエノキはまた地上に出られることをずっと待っていたのですね。
自然界の樹木、植物は言葉のないコミュニケーション、non-verbal communicationをその誕生から行ってきました。朝から夜までの日周をはじめ、春夏秋冬の季節に至るまで、植物は無言で日々を暮らし、好機や適期を待っています。たとえ言葉は届かなくても、相手をひたすら待つこと。そんな姿勢も樹木、植物は教えてくれます。
普段と同じ息抜きを!
自粛生活が始まってから一か月が経ちました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
このような状況下での一番良い過ごし方の一つは、普段と同じ息抜きや気分転換を、今できる範囲でしてみることですね。
身の周りに樹木や木立ちはありますか?
ソーシャル・ディスタンスを十分にとり、いつもの息抜きをしてみましょう!
学術総会の中止のお知らせ(4月8日情報更新)
会員の皆さま
日頃より、本学会の活動に多大なるご支援、ご理解を賜り、誠にありがとうございます。
この度、協議のうえ、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」の感染拡大防止を考慮し、学会会員の健康・安全を第一に検討した結果、2020年度6月27日(土)、28日(日)に開催予定の第10回学術総会および会員総会を中止することといたしました。
研究発表やご参加を予定されていた会員の皆さまには、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。どうかご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
本来であれば、会員の皆さまへ通知を発送し、ご連絡をおはかりすることころですが、コロナウイルス対策の現況から、発送と審議のやりとりなどは、状況が安定するまで停止をしたいと思います。ご理解をいたかれば幸いです。
皆さま方におかれましても、どうかくれぐれもお体をご自愛ください。
日本森林保健学会