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新着情報:今月のひとこと 一覧

雪の静寂(今月のひとこと:2月)

2019-02-01

冬の白い世界を作り出す雪。
単に美しいだけでなく、その雪には吸音効果があります。
雪の降る朝、静かな雰囲気で目が覚めるのは、その吸音効果のためなのですね。
雪の中に寝そべり、林冠を仰ぎ、枝条の間を流れていく雲を眺める。
雪の静寂を楽しむそんなひとときはいかがでしょうか?

※もちろん、そのまま寝入らないでくださいね!

今月のひとこと(2月)

冬の森と平原。夏とはまるで違う世界、表情です。

今月のひとこと(2月)

雪の森のトレイル。静寂そのものです。

明けましておめでとうございます(今月のひとこと:1月)

2019-01-01

明けましておめでとうございます。
2019年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年末、岡山県倉敷市に出かけてきました。
岡山県倉敷市は、毎年数百万人もの観光客が国内外より訪れるまちです。
その人気は、昔ながらの街並みの風景にあります。
日本の伝統的な生活、情緒、風情を味わうことができることが最大の魅力なのですね。

そして、その魅力の芯にあるのは、樹木です。
日本の樹木が、いわば日本の暮らしの風景を形作っているのです。

日本森林保健学会では、そうした身近で当たり前になってしまっている、私たちの樹木、森林の魅力や保健休養効果について今年も考究していきます。
今年は、地域でのフォーラムも計画しています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

日本森林保健学会 理事長  上原 巌

樹林の整備(今月のひとこと:12月)

2018-12-01

先日、東京都内のカトリック系の学校の校長先生より、構内の樹林の整備をお願いしたいとの依頼があり、出かけてきました。戦後まもなく、戦災孤児を受け入れる施設としてつくられたのが前身の学校です。

構内には、植栽木と一緒に、鳥や風などによって種子が運ばれて育った自然樹木も数多く生長していました。また、今年の台風の影響によって、幹折れや枝折れなどもあちこちに見られます。ご相談の結果、これらの樹林、木立を今後整備していくことになりました。

学校、学び舎の周囲の環境として、樹林があることはとても好ましいことですね。

子どもたちの教育に、樹木、森林はどのような効果や作用をもたらすのでしょうか?

それは子どもたちの成長していく姿からうかがえることでしょう。

台湾での研修会(今月のひとこと:11月)

2018-11-05

上原巌理事長が、さる10月26日(金)~28日(日)まで、台湾に出かけ、台湾森林保健学会との共催で、研修会を行いました。

場所は、国立台湾大学の渓頭演習林。
大学の演習林ですが、台湾でも有数の人気スポットで、年間200万人以上もの来訪客のある森林です。

今回は、森林療法の台湾における可能性について講演を行ったあと、森林に出かけ、
(1)森の中の音
(2)森の中の水
(3)森の中の植物
(4)森の中の地形
などを関連づけ、私たちの健康と森林とのつながりを実感するワークショップを行いました。

台湾と日本とのつながりは強く、また台湾と日本は似たところが沢山あります!
今後も、台湾と日本が森林を通して友好がさらに深まることを期待しています。

今月のひとこと11月

放置竹林(今月のひとこと:10月)

2018-10-02

20181001_001全国に、植林後に適切な手入れされずに放棄された「放置林」がありますが、「放置竹林」も各地に存在します。これらの竹林は、もともと急傾斜地などに土壌流亡防止の目的で植えられた竹林がほとんどですが、その密度が管理されることなく放置された結果、いつの間にか竹の根茎が繁茂し、スギ、ヒノキ、あるいはナラやサクラなどの樹木を地中で締め付ける場所も出てきます。いわば負の遺産化となってしまった竹林です。

けれども、竹林、竹は、私たちの暮らしに様々な恩恵をもたらす存在であることに変わりありません。

お隣の台湾では、竹のコップ、お箸、スプーンなどはもとより、歯ブラシやベルトのバックルなども竹で製作しています。

かのニュートンは、電球の発明時にフィラメントに京都産の竹を試していますし、変わったところでは、かつては竹の入れ歯がありました。
竹は優秀な炭や竹酢液、そしてもちろんタケノコも生産します。

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何事にも陰陽があるように、竹をはじめ、様々なものの善と悪、長所と短所、陰と陽、プラスとマイナス、表と裏を余裕をもって考えていきたいものですね。

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