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台湾・台東縣に出かけてきました!

2024-09-02

残暑もあり、台風の接近もあいつぐ初秋ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
8/22~25まで、国際フォーラムで台湾・台東縣に出かけてまいりました。
連日盛況のなか、小生は基調講演、パネルディスカッション、ワークショップを担当いたしました。台湾のみなさんは親切で優しく、さりげない気配りのできる方が多くて、とても充実したフォーラムになりました。

今月のひとこと(2024年9月)

プラカードを持っているのが台東縣知事。その左が上原理事長。


森林療法の本を2冊出版し、初めて台湾を訪れたのが2013年。以来、小生の目から見て、台湾での森林療法はアジア諸国の中では最も理想的に発展している国の一つであると感じました。また、台湾には、本学会の姉妹組織である台湾森林保健学会が2016年に設立され、今でも活発に活動をされています。
フォーラム最終日は、海にも出かけてきました。海風、波の音にも、自然のゆらぎがあり、自然の摂理を体感します。
間もなく、みのりの秋になりますね!
今月のひとこと(2024年9月)

ワークショップの様子(青いTシャツを着ているのが、上原理事長)


今月のひとこと(2024年9月)

海辺でのワークショップ

(上原理事長 記)

木とみどりのアート

2024-08-01

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。

先日、都内のホテルに出かけてきました。
ホテルのロビーでは、木のオブジェが飾られていたのですが、その材料はなんと、芯食い、芯腐朽の丸太材でした。でも、ホテルの中で全く違和感がありません。樹木、木材は、個性的でそれぞれが唯一無二の自然素材です。そのため、たとえ病虫害の被害木であっても、アート作品になりうるのですね。

ホテルには、周遊ができ、流水も楽しめる庭園もありました。庭園もまた緑のアートです。

残暑厳しいおり、森林、木立ち、みどりの空間でどうぞお過ごしください。

 

枯損木を使った木のオブジェと緑を楽しむ庭園。いずれもアートです!

まもなく学術総会

2024-07-01

7月6日(土)、7日(日)と学術総会が開かれます。
今年は筑波大学を会場におこなわれます。
オンラインでの学会もいまだにありますが、やはり一堂に会しての対面の学会がいいですね!
今年も会員発表、研修会があります(会員の方は無料です)。

つくばでお待ちしています!

日本森林保健学会 事務局一同

昨年の仙台での学術総会での研修会の様子です

第14回学術総会・会員総会・研修会(2024.6.21更新)

2024-06-21

日頃より、学会活動にご支援ご理解を賜り、誠にありがとうございます。
今年は、茨城県つくば市の筑波大学筑波キャンパス西地区(医学エリア)で開催いたします。学会創立後、東京農業大学以外の場所で学術総会が開催されるのは昨年に引き続き二回目となります。今回もオンサイト(対面)形式での開催となりますが、懇親会、研修会も開催されますので、ぜひ、大勢の皆様のご参加をお待ちしております。なお、研修会のご参加は、会員のみの特典となります。

第14回日本森林保健学会

開催日程・場所

〇第14回学術総会・会員総会
テーマ「身近な森林の保健・文化的利用のススメ」
大会長 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 高山 範理 氏
大会副会長 筑波大学 医学医療系 菅谷 智一 氏
大会副会長 そら鍼灸院 根本 国彰 氏

[開催日]2024年7月6日(土)
筑波大学医学エリア 臨床講義室D(筑波大学 医学図書館の上の階です)/最寄りバス停:筑波大学病院入口
〒305-8575 茨城県つくば市天王台1-1-1(アクセス⇒

アクセス

図 各方面からのアクセス

図 臨床講義室D(筑波大学医学図書館)の位置

※バスを利用する際は、「筑波大学循環(右回り)」にご乗車ください。「筑波大学循環(左回り)」を使用する場合は、「筑波メディカルセンター前」で下車し、徒歩にて来場された方が早く着きます。
※当日は「筑波大学病院入口」のバス停近辺に名札を下げたスタッフが待機しております。お声かけください。
※また、お車で筑波大学会場にお越しの場合、当該スタッフに声をかけてください。駐車場へのご案内をいたします。

[学術集会スケジュール]
開会   13:00~13:05
開会の辞 13:05~13:20
基調講演 13:20~14:05
会員発表 14:05~17:05
会員総会 17:05~17:20
講師紹介 17:20~17:25
閉会の辞 17:25~17:30

〇基調講演
「遊び仕事と森の癒し」
東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 樹芸研究所長 齋藤 暖生氏

〇会員発表
会員発表(口頭)時間は、一人15分です。発表10分、質疑応答5分

  1. 菅谷 智一(筑波大学)・他:精神科領域における森林保健の一考察
  2. 福井 大(東京大学演習林富士癒しの森研究所)・他:一部エリアの一般開放の試み
  3. 竹内 啓恵(樹づ木合同会社):山村地域における資源の有効活用について一考察
  4. 近森 聡(藍野大学)藍野大学と茨木市の共同事業「森林浴とリラクゼー
    ション」について
  5. 根本 国彰(そら鍼灸院):症例∶軽登山や野外活動導入後の症状の変化
  6. 安室 誠之(東北医科薬科大学病院)・他:森林ウォーキングのメンタルヘルスへの効果
  7. 藤岡 篤司(東北医科薬科大学若林病院)・他:多種職連携による「宮城が誇る誰でも“笑顔で楽しめる”森林浴プログラムの開発」の試み
  8. 住友 和弘(東北医科薬科大学若林病院)・他:森林揮発性物質と森林浴効能表
  9. 高井 雅彦(Small Impact合同会社)日本の森林浴の文化的コンテキスト
  10. 高山 範理(森林総合研究所)森林空間利用への関心と訪問についての調査・研究動向
  11. 上原 巌(東京農業大学)各地の森林療法ワークショップで感じる齟齬

〇会員総会 審議事項
・2023年度事業報告 ・2023年度収支決算報告 ・2024年度事業計画案 ・2024年度予算計画案 ・その他

※現地での対面形式で開催するため、オンライン形式での開催は行いません。
※会員発表のタイトルは、後日、随時ウェブサイトでお知らせいたします。
※基調講演、会員発表のみの聴講(←非会員参加可)、研修会(←これは会員のみ)のご参加も大歓迎です。

〇懇親会
場所:台北大飯店
http://www16.plala.or.jp/taipei2525/index.html
開始時間:18:00~18:30頃開始予定
参加費:4,000円~6,000円を予定(参加人数による)

〇会員発表のお申込み 
会員発表(口頭)時間は、一人15分です。発表10分、質疑応答5分(予定)
会員発表申込:2024年5月31日(水)17:00までに、発表題目とともに事務局宛にメールでお申込みください。
発表要旨の提出:6月19日(水)24:00までに、要旨(A4、1枚、形式自由)を事務局宛にメールでご提出ください。
※事務局メールアドレス:info@forest-and-human-health.jp

〇第14回 研修会
[開催日]2024年7月7日(日) 
・場所:葛城大規模緑地(整備中)
(別名:葛城の森。研究学園駅近くの「葛城ふれあいの森」とは異なる場所になりますのでご注意ください)
・なお、当研修会は会員限定の参加資格となります。運営側では参加者の皆様に事故等の保険をかけておりません。安全性には十分に配慮して実施いたしますが、個人での保険加入を含め、自己責任でご対応・ご準備ください。

アクセス

図 研究学園駅からのイメージ(葛城里山クラブリーフレットより引用)
協力:つくば環境フォーラム(葛城里山クラブ事務局)

・講師:
公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J) 佐野 由輝 氏
金沢学院大学教育学部 准教授 藤井 徳子氏

[開催時間]10:00~12:00(30分前後変更の可能性あり) 
[集合場所]9:30つくばエクスプレス研究学園駅・改札周辺(時間になりましたら、参加者で現地に向かいます・徒歩15分程度)。現地に専用の駐車場はございません。車でお越しの方はご自身で駐車場を確保をお願いいたします。その後、適宜合流していただく形になります
※車でお越しの方はご自身で駐車場の確保をお願いします。駐車場でお困りの方はお問い合わせください(1日目学術総会会場でもご案内します)
※その他の詳細は、第14回学術総会開催日(7月6日)に会場にてご案内します。研修会のみのご参加の場合はメールでご案内しますので、事務局までお知らせください。

〇学術総会の参加費用
会員は無料です。非会員は2,000円です。学生は無料です。
※学生の方は学生証の提示をお願いします。
※研修会の参加は会員特典となります。非会員の方で参加希望の方は当学会にご入会をお願いいたします。

〇大会への参加について
会員の皆さんはNews Letter Vol.8/春号」に同封した返信ハガキにて、すでに参加・不参加をご回答だと思いますが、ご投函いただいていない方、非会員の方は、当日参加も可能ですので直接会場までお越しください。

積み重ねることの大切さ

2024-06-05

本年度も、研究助成を受けて、各地での森林療法のワークショップをおこなっております。

先日は、九州の山林にも出かけ、初日は地域のNPOと社会福祉施設の方々と一緒に作業活動を、二日目はその職員のみなさまを対象とした研修会をおこないました。

同施設が山林での活動を始めたのは約20年前。それから何年間も試行錯誤を繰り返し、いまでは作業や活動がペースに乗り、一人一人の方々の個性もそれに伴ってさらに表出するようになりました。また、職員対象の研修会も各地でおこなっていますが、ちょっとした工夫で、作業活動はサクサクとはかどります。こちらの活動は30年以上取り組んでいるところです。

いずれにしても、積み重ねの賜物です。長年取り組んでこそ開花するものがあるのです。

本学会も引き続き、様々な挑戦を積み重ねていきたいと思っています。


フランス、台湾からのインターンの方も参加しての森林作業。
70年生のヒノキの間伐丸太を搬出しました

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