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新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
森林と人間の健康について考え、取り組んでいくこの小さな学会が生まれてから今年は2年目になります。樹木にたとえると、種子から芽生え、すっと茎と葉を伸ばして、これから成長していく段階に入ったところでしょうか。
薫風の5月には、東京農業大学で学術総会も予定しています。
現在、日本は長期の不景気下にあり、また年間の自殺者数はもう13年も連続で3万人を超えています。そして、各地には限界集落と呼ばれる山村ができ、地域には30~40年以上も放置されたままの森林が増えてきています。社会的なひきこもり数や児童の虐待などの問題も年々増えています。
このような曇天の冷たい状況下で、私たちは一体何について学び、どのように進んでいったら良いのでしょうか?
その学びのモデルも実は自然、森林の中にあります。
森林、樹木は無言です。
無言のうちに、様々な環境要因、低温や長雨、あるいは日照り、強風や大雪などに耐え、自らの枝葉を伸ばし、果実を実らせて、生命をまっとうしています。
私たちもそうした自然に生きる生きものの一つです。
様々な環境条件のもと、素直に、生来の自己のあり方、自己の生命を輝かせていくすべを今年も自然、森林に学んでいきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2011年新春吉日
日本森林保健学会 理事長 上原 巌
講演会「森林療法とはなんでしょう?-松川村の森林、里山を再生しながらの健康づくり-」
講演会「森林療法とはなんでしょう?-松川村の森林、里山を再生しながらの健康づくり-」を行いました。
日時:2010年12月23日 10:00~12:00
場所:松川村西原公民館
講演会「森林療法とはなんでしょう?-松川村の森林、里山を再生しながらの健康づくり-」概要(PDF:310KB)
心の森フォーラム第5回が開催されました
心の森フォーラム第5回が開催されました。
「こころの森フォーラム」では、生活の身近な場所に多様で豊富な樹林を持っている苫小牧など胆振を中心に、人と樹林のつながりを求めてもういちど林の中に自分の大好きな居場所を探っています。
5回目にあたる今回は、地元遠浅町内会の有志や苫小牧と札幌圏の「林の手入れボランティア」により21年冬に本格化した「大島山林」の保育活動のスタートを記念して、地区で最も大きなドロノキを「開拓期から地域を見守ってきた巨樹」として祀ると同時に、樹木と子供達の心身の成長のつながりと、身近に林を持てることの意味を考えました。
日時:2010年11月6日(土)13:30~15:30
こころの森フォーラム(2010-Ⅱ)概要(PDF:41KB)
日本森林学会関東支部大会(宇都宮大学)・ポスターセッション
日本森林学会関東支部大会(宇都宮大学)のポスターセッションにおいて「森林療法」部門の発表を行いました。
平成22年10月23日(土) 14:50~16:50
千曲川流域学会(2010年10月2日)
千曲川流域学会 平成22年度秋の研究会が行われました。
テーマ:森で健康になる -森林保健活動と地域づくり-
日時:2010年10月2日(土)14:00~17:00
場所:北相木村公民館 しゃくなげホール
千曲川流域学会(2010年10月2日)概要(PDF:226KB)