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今月のひとこと(6月)
6月14日(土)に今年の学術総会が東京農業大学(世田谷)で、翌日15日(土)には、研修会が青梅市の青梅の森で開かれます。
詳細は下記の通りです。みなさんどうぞご参加ください!
<日本森林保健学会 第4回学術総会 (2014年)>
1.日 時:2014年6月14日(土)13:00~
2.場 所:東京農業大学・世田谷キャンパス 1号館 1階 111教室
3.テーマ:「森林と人間をつなぐ精神(こころ)」
4.基調講演
「みどりの空間におけるバリアフリーの現状と課題」
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科教授 美濃伸之氏
5.会員発表
「森林浴における光環境の大切さ -木漏れ日のもつリラックス効果について-」
独立行政法人森林総合研究所 高山範理氏
「“癒しの森”の実現に向けた東京大学演習林の試み -住民参加型研究の展望と課題-」
東京大学演習林・富士癒しの森研究所 齋藤暖生氏・藤原章雄氏
「植物園における散策が心身の健康に及ぼす効果 -「北海道大学植物園」での事例研究-」
北海道医療大学 心理科学部 言語聴覚療法学科 畠山彰文 氏
「地域病院、社会福祉施設等における森林を利用した保健休養のすすめ方」
東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 上原 巌
その他 3件の発表予定
6.会費:日本森林保健学会会員は無料です。
(東京農業大学へのアクセス)
渋谷駅よりバス(東急/小田急)「農大前」下車
小田急線・経堂駅または千歳船橋駅下車 徒歩約15分
⇒交通アクセス
<研修会> ※会員のみ対象
1.日時:6月15日(日)10:00~12:00>
2.場所:青梅市「青梅の森」
3.当日の集合場所:朝10時にJR東青梅駅改札口に集合
4.持ち物:昼食ご持参で、運動ができる服装でお集まりください。
5.研修内容:
身近な森林で、どのように保健休養の計画・実践をしていけばよいのかを、ワークショップ形式で行います。
今月のひとこと(5月)
風薫る5月になりました。
散策にちょうど良い季節になりましたね。
遠くの森まで出かけることができない場合、近くのお寺や神社の寺社林、または緑地公園に出かけてきてはいかがでしょうか?
各地の寺社林は、めったなことでは樹木を伐採しないため、その土地本来の植生の樹木が残っているところが多いのですね。
また、職場や街中でも、自然に芽生えた樹木の赤ちゃんを見つけることができます。
樹木と人間は太古のむかしは現代よりもずっと有効、友好なコミュニケーションをしていたことでしょう。
街中でもあちこちでみられる天然更新の稚樹
これらの樹木はその実が鳥や風によって運ばれて芽生えたものです。
【6/14開催】第4回 学術総会のお知らせ
日本森林保健学会の第4回学術総会を下記の日程で開きます。
どうぞふるってご参加ください!
第4回 日本森林保健学会 学術総会
◆日 時:2014年6月14日(土)13:00~
◆場 所:東京農業大学・世田谷キャンパス 1号館
◆テーマ:「森林と人間をつなぐ精神(こころ)」
◆基調講演、報告、その他会員発表
◆参加費:基調講演は無料です。どなたでもご参加いただけます。
報告と会員発表、翌日の研修会は、学会員の方のみ対象となります。
(東京農業大学へのアクセス)
渋谷駅よりバス(東急/小田急)「農大前」下車
小田急線・経堂駅または千歳船橋駅下車 徒歩約15分
⇒アクセス情報(東京農業大学Webサイト)
研修会
◆日時:6月15日(日)10:00~12:00
◆場所:青梅の森 朝10時にJR東青梅駅南口に集合
お問い合わせ先:日本森林保健学会事務局(お問い合わせフォーム)
今月のひとこと(4月)
新年度、新学期が始まりましたね。
本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
この写真は、「音楽と発芽」の実験です。
材料はアルファルファの種子を園芸土にまきつけました。
写真右上は、レゲエを毎日聞かせたグループ、左下は、演歌を毎日聴かせたグループです。
潅水、覆土、日照条件などは揃えてあります。
実験の結果、演歌を聴かせた種子には発芽がみられましたが、レゲエを聴かせた種子には発芽がとうとうみられませんでした。
こんな結果から、「植物にも音楽がわかるのだろうか?」などの素朴な疑問がわきますが、音楽と植物、酵母菌などの研究はこれまでに国内外で幾つも行われてきています。いずれも音の振動や波動が植物の成長に影響を与えることがわかっています。
ビートルズの音楽を聴かせたワインの銘柄などもあります。
今年度は、音楽と樹木の関係性について、そんな夢のある研究テーマにも取り組んでいきたいと思っています!
今月のひとこと(3月):森林と食とのつながり
季節は春めいてきましたね。
3月は卒業式、転勤、退職の時節でもあります。
節目となる会では、季節の食がもてなされ、日本の場合、自然・森林とむすびついた食事やお菓子が供されますね。
森林というと、木材生産、環境保全、水源涵養、大気浄化、保健休養などの様々な効用が頭に浮かびます。
でも、森林からは「食」としての恵みもやはりもたらされているのです。
その食は、かつての自然の中での暮らしから生まれたものであり、理にかなったものでもあります。
春の門出、森の恵みの「食」も楽しみましょう!
桜餅と道明寺(東京農業大学の研究室にて)
包んでいる桜の葉は、オオシマザクラで、そのまま食べられます。
甘い香りの成分は、クマリン(C9H6O2 )です。
柏葉焼き(長野県北相木村にて)
野菜、お味噌を混ぜ込んだお餅をカシワの葉でくるみ、焼いたもの。
かつての山仕事の携行食です。
また、カシワの葉は、「貸しは(つくらない)」という語呂合わせにもなっています。
岩茸まんじゅう(長野県北相木村にて)
「岩茸(イワタケ)」は、空気の清澄な高原の岩場などで見られる地衣類です。
その稀少なイワタケを佃煮にして、お饅頭にいれてあります。
朴葉の食器(長野県上松町にて)
ホオノキの葉をお皿代わりに使っています。